服オタIT系OL・よねぴーの守美範囲

埼玉出身・ハワイ州ホノルル在住。コスメ・ファッションオタクを経て、海外旅行オタクになり、ついに海外移住。多趣味な91年生まれ女子の日常。

【SPEC】
身長156㎝、服は基本上下Sサイズ(7号)、靴は23㎝
住んでいるハワイのことのほか、以前にした海外旅行ブログを遅筆連載中






ユーリ!!! on ICE は、カードキャプターさくらと結構近いと思う

沖縄旅行で、ユーリ!!! on ICEを母を巻き込み鑑賞! 先週の水曜日に一夜にして全部見たばっかりなのですが、どおおおおしてももう一回観たくて、アマゾンプライムで全部ダウンロードしたiPadを旅行に持参し、飛行機と夜のまったりタイムに全部観ました!

前にもちらっと書きましたが、芸術性が高く、一方でリアリティがあり、アスリートとアーティストの両方を感じることができた奥の深い作品でした。

いやーこんなことになるんだったらリアルタイムで観るんだったわ。

 

あ、ちなみにいつものごとく、ネタバレ上等ですのでご容赦くださいませ。

書き通してみたら、観た人向けの考察に近くなりましたご了承ください!

 

いつもAmazon prime video、dアニメストアはチェックを欠かさないのですが、割とアニメも漫画もラノベも面食い体質。絵でおっ! てこないとなかなか見始めないもんです。見始めると、だいたいばーっと全部見るんですけどね。

ユーリオンアイスはリアルタイムでも存在に気づいていたのですが、前述のpixivがかなり活発と理由にBLを拡散していたこと、絵にとにかく男しかいなかったあたりで色々察していたので、まあいいかなと…。それから観るに至った経緯は、暇だったから笑。

最近は夜に予定が入らなくなり少し落ち着いたので、家でご飯をゆっくり食べられるようになったこと、お風呂に入れるようになったことで、食べたり洗ったりしている時間が勿体無く、その時間をながらで何かに使いたかった。飛行機で読んでた本の中ではあちゅうさんも、家事しながらポッドキャスト、とかながらを好まれていたので、自分のこの感覚はある種いいのかも! という気分にもなったところです笑

で、いざ見始めると夜9時くらいからみたところ、オープニングエンディングをちょいちょいちぎって3時前までに全話制覇! 興奮冷めやらぬまま寝て、翌朝出社しましたとさ。

 

大会でぼろ負けしたフィギュアスケート選手、勝生勇利が、失意の中九州の田舎に帰省。ミノムシライフを送って引退を考えていた時、大会五連覇中の王者、ヴィクトルのプログラムの「踊ってみた」を投稿されたことがきっかけで、ヴィクトルをコーチとして迎えることに。

グランプリファイナルという大きな大会を目指し、練習をしていくことに。というのはあらすじ。

ハマれるのは、戦闘アニメでもないのに勝負の緊迫感、美しさにかける情熱を、色彩豊かに感じられること。作画もきれいだし、奥行きのあるジャンプ、スピンも表情もかなり完成度高い! 調べたら、今年賞を取ったこの世界の片隅に のアニメ制作事務所っぽいですね。アクションがキレてる作品はアニプレかユーフォテーブルというわたしの浅い知識は塗り変わりました笑。

また、登場人物たちのイキイキしているとこと、ライブ感のようなもの。

インスタ、YouTube狂いのピチット君というタイ人選手や、口は悪いがプロ意識が高いライバル的存在、ユリオ(愛称)というロシア人など。

皆さんチャーミングで、戦う相手というよりも、同じ道に挑む同志のような感じ。テイルズシリーズ、まるマシリーズとか、わいわい感があるパーテイーのいる作品は基本的に大好きなのですが、まさにこれ! って感じです。アニメだけで原作がない作品なので、とにかくキャラの愛される要素がしっかり際立っているんですよね。ファンが多いのも本当に頷ける。

 

ちなみに、この作品がBL好きに愛されている理由として、もうなんか既にアニメだけでイチャイチャしすぎ、萌えポイントありすぎ!(原文ママ) というがそのポイントにある様子。

わたしはBLラバーではありませんので、まあハグしまくったり、ソフトだけど時々キスしたり、後半でアミュレットがわりに男同士ペアリングを買ったり(!)、だいぶなシーンが多くてうわwwwwwwwwwwと思ったのは確か。ただなんか、許せたんだよなあ。BLを好きになったわけじゃないですけどね!

仮にその表現がなかったら、もっと感動していたんだろうか? 男女同士ならよかったんだろうか? と思うと、それは違うなと感じるのですよね。コーチのヴィクトルがロシア人というのもあるのですが、海外のコミュニケーションと思えば、大体はまあわかるって感じです。肉体同士のわかりやすい愛情や愛着よりも、お互いを信じ、尊敬し、共に歩んでいく姿はこの二人だからだったんじゃないかなと。

 

タイトルにも書きましたが、主題の愛という部分はカードキャプターさくらに似ている気がするのです。

あれを最初見た当時は小学生でなにもわかりませんでしたが、最近は新章の発売前に読み返して思ったのです。なんかものすごい、込み入った愛が多いな?! と。小学生ってことも若干忘れるくらい、先生と付き合ってる小学生、大学生と付き合ってる頭脳は大人な小学生、ちょっと驚くぐらいいっしょにいる高校生同士、深い親愛を 向けてくる女友達、とか。

愛までとは行かずとも、好きってなんだろう? をかなり深く追う作品。この中ではユーリとヴィクトルは特に桃矢と雪兎の関係性に近しい。

確かどっかのインタビューで原作者の方が言っていたのですが、ちょっと変わった愛の形も含まれているけど温かく見守って、と。捉え方は自由度があると思いますが、愛しい気持ちは恋人じゃなくても持つものだよなということをわかったのが、さくらだったなあと思います。今思えばこれを読んで小学生のわたしはどう思ったのだろうか…

 

映画化と二期アニメ、最速でも2年後とかだと思いますが、ヴィクトルと競うようになるユーリが楽しみ!

ご覧くださりありがとうございました。毎日更新を目指しています。是非また覗きにきてください。