前途多難バンコク旅行@工事中が逆にレアなワット・ポー寺院の帰り道、軍人に職質される…
ここからいよいよバンコク3日目、滞在の最終日でございます。
22時ごろ発の便なので、時間はたっぷり。10時くらいにユサっと起きてきてゆるっと身支度。
荷物をオンヌットに置いて、市街へ!
市街で荷物を預けようかとか色々考えたんですけど、スクンビットなどのバンコク市街より、オンヌットの方が空港に近いんですよね。電車も思ったより全然混んでいたので、BTSで空港に行くのは諦め、ウーバーで行くと決めてました。というか、タイ友と相談して考えた。
エアビーでチェックアウトフレキシブルなところを選んだおかげで、荷物と片付けを放置して、出かけられたのが究極にいいところ!
22時発でホテルステイだと、結局片付けは朝早起きしないといけないので、一人で寝過ごしてぎゃー! なんてこともあり得るので…今回みたいな形にしてほんとよかった!
エアビーホストさんに感謝感激雨あられ。
今日は寺院に行くということは決めていたので、道のりをタイ友と相談。
タイ3大寺院は、王宮の周りに集まってるんですよね。なので王宮の近くの駅まで行くかと思って地図を見たら、…ない! ファムなんとかという駅が最寄りちゃ最寄りなものの、いやどう見ても遠いよねっていう。タイ友によると徒歩30分(うろ覚え)。
ひとまずオンヌットからいけるBTSで一番近くまで出れるサイアムにいき、そこからタクシーを拾って向かうことに。
言葉に不安があったので当然ウーバーです。一人ですよ一人。ウーバーしなくてどうする。
イニスフリーやら雑多な小物屋さんがあるあたりでウーバー待ち。
時計役300円とか…仕入れてもいいレベル! あとはプチプラ財布とか。
iPhoneケースも可愛かったんですが、明らかに「 IKEA」って…違うやろ!w みたいなのも。
ピアスなど…。イヤリング使いのよねぴーは指をくわえて見ております…。
下にセレブの活用例みたいなの貼ってありますが、ないのかな、肖像権とか…笑。
正面がサイアムセンター。
ちなみに10分くらい待ってみたけどウーバー来ず。
近くにいたブーツをチラ見。
なんで来ないのかと思ってたら、私のいた場所が迂回するに面倒な場所だったらしく、渋滞もあってまごまごしていたみたいでした。それもウーバーの地図でリアルタイムに車が動く仕組みのおかげでわかったので、もうテクノロジーさまさま。
歩道橋を渡って反対側で見つけたものの、今度は柵が邪魔で車に乗れず、柵の切れ目まで渋滞の車と並走するというあれな感じ。
ふと思ったのですが、メーター料金じゃないのは渋滞にハマりまくってもメーターが回ると揉めるから、とかなのかなあ。旅行者から見るとぼったくりの温床に見えがちだけど、意外と彼らにしたら合理的なのかも。渋滞が深刻な途上国に多い気がする。
さて、30分ほど乗ってワット・ポーに到着。
降りるとき、タクシーの運転手さんに何やらクローズ、とか言われる。基本的にタイ語なのでわからず、とりあえずオーケーと言って降りちゃう。
…。
しまってるー!!!!!!!
本当にはいれないのかと思い、慌てまくってタイ友に連絡。実はこの門開くんじゃないかとか閉園時間(?)なのかとか。
ちなみに歩いたら解決した。
単にいたところが入り口じゃなかっただけでしたw
ウーバーのおじさんそういう意味でクローズとか言ってたのかな。
入場料確か10バーツとかだったような。100バーツかもしれない、忘れました。
そう高くない額を払って入場。
ちなみに手前のお姉さんがピンクのスカーフのようなものを巻いていますが、これはショーパンで来てしまった人などに貸し出されるもの。
ガイドなどにも乗ってるのですが、タイの仏教寺院では肌の過度な露出はNG。ショートパンツやミニスカート、タンクトップなどはもちろんダメですし、体の線がぴったりでるスキニーパンツもNGとか。
だからこうやって羽織って隠すのですね。ガウチョが大活躍でございました。
いよいよ寺院の入り口へ。
ここで靴を脱ぎます。ハワイのイオラニ宮殿は靴ガードを履く、という感じでしたが、タイでは脱ぐんですね。こういう微妙な違いも興味深い。
いきなりズドーン。
金色のお釈迦さま!
大きすぎてスマホレベルでは写せなかったのですが、横たわる金色お釈迦さまが名物だそう。
敬虔な仏教徒が多いというタイ、お参りされてるご家庭も。
タイではこういう寺院は観光地としてだけでなく、欧米とかでいう教会のように親しみある宗教施設のようですね。
ちなみに、足元は工事中でした!
これが足の裏。やけに指紋の感じがリアル…なんてことを考えます。
てか、あれ…何本あるんだ指!?
ちなみにふと見つけたこれ。
ドネーション20バーツなことしかわからない。
でも結構いろんな人がスイスイ取っていくんですよね。なんだろうと思って気になってたら、こうなってました。
おわんのところにチャリンチャリンと小銭のようなものを入れていく感じ。徳を積む的なやつなんですかね。
お釈迦さまの後ろ姿。き、キラキラしい…。なんかこういう姿をみているだけでも、単に観光地化してる日本との違いというか、大事にしている感じを感じてしまう。
こんな感じでみて回って外に出ました。
ユニークな彫り物のある滝。夜中に目が合ったら怖そう…。
前国王陛下の肖像が大きく飾られています。足を止め祈る人も。
ちなみにこの像はなんでこんな感じなんだろうか…。
ちょっと西洋風というか、ちょっとアジアらしくなさを感じる。なぜかな。
ちょうど雨降りかけで、昼間なのに写真がすごく暗い…。
こういう塔のような屋根のようなものが、敷地内にたくさんありました。
こういうお堂もありました。靴を脱ぐ必要があるみたいなので、横っちょから写真だけ拝借。
金色のお釈迦さまたち。
…扇風機ないと暑いですよね! そうですよね!
こんな感じで寺院をでまして、んじゃー次は王宮に行きますかということで。
道路をヒョイっと渡って、目の前の立派な建物を撮影。
…って、よく読んだら軍事施設やないかーい!!
奥にいる軍人さんに睨まれた。当たり前でした。
前国王の喪中ということで、黒装束の方をたくさん見かけます。
グーグルマップをチェックして、わたしもいざ王宮へ。
…と思ったらどーん!!!
ベレー帽の制服の人から、通りすがりざま「where do you go」的なことを聞かれる。
いやどう見ても軍人だよね。いやわたしなんで歩いてるだけで声かけられてるんだ!?
!?!?!?!?!?! 写真撮ってごめんなさい! そういうこと!?
まあでもグーグルマップ的には王宮はこの道の奥なので、「imperial palece」と答えて進もうとする(インペリアル・パレスは本当は皇帝の城という意味なので王宮ではなかったりする。日本では皇居の意)。
Closed、という。はい??
いやガイドブックで見たよ。「王宮は休みだ」と言って、なんかよくわからない詐欺に引っ掛けにくるやつ。まさか本当にいたのか。無視して通過しようとする。
しかし、グイグイっとにじり出て来てNONONO!と。
!?!?!?!??!?
なんで!? 王宮はこっちじゃないの? 的なことをいうと、iPhoneの画面を見せて一言。
「The palace is closed between 10/1 to 10/31」(的なことが書いてあった)
行った日は10月1日。滞在中に月が変わってたんですね。
それが起こるとどうなるかというと、10月は本格的に国王一周忌。そりゃまあ、閉まりますな。王宮も。
その代わり、喪服を着たタイ人の方々をどんどん通してる。
ちなみに、王宮に併設されているワット・プラケオという三代寺院も連鎖的に入れず、断念。
うおーそんなことってあるのか…と思いつつ、タイ友と合流してランチを食べることにして、市街に戻ることに。ちなみに、ウーバー捕まらず。
しょうがないのでタイ友に助けていただく。流しのタクシーを拾い、人生初の値段交渉に挑戦。
タイ友に相場を聞いて、その値段をいうという簡単なことです。
運転手に最初に言われたのは200バーツでしたが、200バーツ? 150バーツ! とだけ行ったら、150バーツでもOK、と言って乗せてくれた。うおおおおお!なんだこの達成感は!
というわけで、ここからはサイアムに戻ります。三代寺院のうち渡し船が必要なのは、時間がかかりそうすぎるので諦めました…。
いちいち冒険すぎるよ、タイ!
おまけ。
タイっぽい服を着た日本人女子二人。
トゥクトゥクに交渉かけるとか、パワフル過ぎでしょ。