まだ未完成の芽、光文社スプラウト
4月に各社から発売された超刊号。
売れ行きなどはよく知らないのですが、わたしも気になるものを2冊買ったので、レビューさせていただきます。
本日は、光文社のsprout。スプラウトと読む。表紙の通り、植物の新芽を表して内容のヘルスコンシャスとかけています。
主婦雑誌、Martの増刊という位置づけでの登場ですが、中身はveryとmartの丁度中間くらいのイメージでしたね。更に既存紙でいうと、ボディプラスもちょっと近いかも。
テーマはおいしくて体にいいこと。
野菜が大きなテーマかな。いい野菜を売ってる市場、食べられる店などの紹介。実はあんまりレシピはないんですよね。
お惣菜の紹介とかはありますけど
ボディプラスはローフードとかスーパーフードとか多すぎて、ほんまにそんな生活しとるんかいな! と突っ込みたくなるところが多いのですが、それに比べると野菜とかふつうの調味料の特集が多くて、すぐにでも実践しやすいですかね。比較的。少なくとも見た目は。笑
ベリィっぽいと言った理由の一つに、現実感のなさがあります。
親しみやすい雑誌から生まれた割には、やたらマダムっぽい仕上がりになってるんですよね。でもターゲットは不詳。
おしゃれなパン屋、おしゃれな街の市場、高級スーパー…、有る程度可処分所得の高い主婦じゃないと、こんなことしないよねえ? みたいな。市場に行くとか土日ならいいけど、そんなに暇じゃない。一方で外食も多めで、働くシングル狙い? と思うも、ぼけていて。
ターゲット狙い撃ち力の高い光文社の割には、誰に話しかけているのかわからない雑誌でした。
実験、ということもあるかもですけど。
うーん、ちょっと落とし所見えなかったかなーというのが割と正直な感想です。
今後に期待!