エアアジアでクアラルンプール旅行@ヒンドゥーの聖地・バトゥ洞窟!…の前の272段の階段、ハワイへの上り坂
バンジーしたり激流に揉まれたりした後は、陸の対決。
ヒンドゥー教の聖地であるバトゥ渓谷にバスで移動してきまして、見上げましたら。
神々しいほどの空を背負って、ズドーンと立つ黄金の仏像。
ヒンドゥー教でも仏像…という言い方でいいのかな!?
奥に階段を登る人が写っているのですが、遠近法でもこのサイズ感。
みろ!人がゴミのようだ! 的な。
その後、この階段が272段であることを知り、これをより早く踏破できたチームにハワイ行きの航空券が与えられることを知る。
この前のウォーターパークの対決は五分五分だったのですよね。よって、ここで勝敗が決まるということになったのです!
下からちょっと見上げたくらいではトップが見えないし、こりゃーやばいぞと思って、しかし気合いで登らねばと決意。
頑張るぞ、の前にお手洗いを借りるために麓のお店へ。
食堂の内部はスッキリした感じですが、トイレの衛生環境は正直しんどいことになっています! マレーシアに来るときに水に流れるティッシュを持っていくと良い、と書いてありましたがその通り。こういうところではポケットやカバンに、無作為に携帯しておくに限ります。ちなみにわたしは出発前に近所のダイソーでたまたま見つけて無事買っておくことができました。
あ、ちなみに、「水に流せる」と書いてあっても、流すと詰まったりするので、備え付けのゴミ箱があればそちらに必ず捨てましょう。
「紙が流れない国」ぐらいは体験したことがあるけど、「紙がない国」というのはまた、なかなかどうして、というところですな。
もちろん宗教の違いがあり、ヒンドゥーの方は不浄の手とされる左手でお尻をぬぐい、その後備え付けのホースで手を清める、という文化があるためにそうなるのですが、日本のトイレットペーパーとウォシュレットに慣れた身に取っては、どれも驚きです。
さてさて、早速登りますよっと。
ちなみに道中は猿が大量発生。日光の猿とは違って小さく可愛らしいのですが、ビニール袋を持っていると襲ってきたりするところは一緒です。階段が多いので荷物は少ないに越したことはないですが、食べ物はリュックなどにしまっておきましょう。
ここからは競争。よーいどんでスタート!
ある程度登ってからの風景。これで真ん中ぐらい。
息を整えながら登る。なるべくお尻の筋肉を使うと階段は楽!
ちなみにこの写真の右奥の階段の方には、真っ暗闇の空間があるんだそうな。ダイアログインザダーク的な感じかな。
やっと…ついた頃にはヘトヘト!
残念ながら相手チームが先に到達しており、勝負は負けということに…。ハワイにいけないのは残念だけども、まあまたご縁があるでしょう。
ちなみに洞窟はやっとここから。ちょこっと休憩して先に進みます。
この更に奥にも階段があるのですが、そこにはちょっと行けず。鍾乳洞のような雫が滴る空間に、すごい数のコウモリ。
本当に文字通り、洞窟です。
この寺院の歴史など。英語で聞いたんですけど、肝心なことを大体忘れてしまった…。
マレーシアのヒンドゥー教の人々の中では聖地とされるほどの大きな寺院だそうで、2月のお祭りにはこの辺が人で埋め尽くされるようです。
幼稚園が仏教園だったのでお釈迦様の歴史や行事を教わったことが薄ぼんやりと記憶にあるのですが、それは果たして関係あっただろうかな…。
なにやらここは工事中だったのですが、おそらくメインの寺院。それにしても、ちょっと小さいような気がするけどな…?
この時は12月でしたが、1-2月はヒンドゥー教のかなり大きなお祭りがあるんだそうですよ。
電気のついているあたりでは、ヒンドゥー教の祈祷を受けることができます。
祈祷を受ける場所。他のチームの方がちょうどお祈りしてるところですね。見えないけど、ヒンドゥー教のお坊さん(言い方が正しいのか)がお祈りの言葉を紡ぎながら、お祓いをして、神棚?に上がっているお花をわたしてくれ、額にインドの方のやっているような、チャクラの部分につける赤い印をつけてもらいました。
白い粉をつけてから上に赤い液的なものをつけてるのですね。初めて知った!
仕上がりはこんな感じ。生の菊のレイのようなものと、花と、なぜかバナナ。バナナは猿がきたら帰り道に上げても良いとのことでした。いや、むしろ上げてくださいと。
だから襲ってくるのか…!餌付け禁止ではないのが興味深かったけど、神様の使い?的なことになっているんだそうな。
ちなみに帰りは暗かったので、猿はきませんでした。
天井がぱかっと抜けた洞窟の最奥部。工事用のライトが眩しいけど…笑。
大自然を味わえる、クアラルンプールの都会さとはまた違った色合いのある場所でした!
いよいよミッションが終わったので、あとは比較的まったりできました。