女のたしなみ、靴二台持ち
女たるもの、二台持ちでしょ。
正確にいうと二足持ち。靴のことです!
美しい靴を手なづけるために必要なこと。
先日、ルミネ10%オフ前に立ち寄ったラウンジドレスにて衝動買いしちゃったこちら様。
今までは見向きもしなかった泣く子も黙るイタ靴…あいや、痛い靴ではなく、イタリア靴ですね、こちらを初めて買いまして。なんとかご機嫌を取りながら、足型になじませたいと奮闘中であります。
基本的に最近靴は冒険せず、慣れたかねまつばっか履いてましたが、やっぱり美しい靴を見たら履きこなしてみたい。久しぶりにチャレンジ精神がうずいて、挑戦した次第です。
基本はポインテッドトゥは足に合わないのでそもそもかねまつですらほとんど選ばないので、だいぶと冒険だったと思います。
ちなみにブランドはコルソローマ。ルブタンと同じ工房で作られ、しかし値段は0ひとつ違うという逸品。知らん!という方も多いと思いますが、わたしは楽天で何かのきっかけで見つけて、ブランド名だけは知っていたのです。
ルブタンと同じというだけでなんとなく、ああ…室内靴として生まれた上品な感じで実用性というかオシャレのためだけの存在なんだなあと勝手に誤解していたのですが、履いて誤解が吹っ飛びました。
同じくイタリア靴のペリーコを履いた時も思ったのですが、土踏まずの下をすっと支え持たれた安定感と、絶妙なバランス感のピンヒール。イタリア靴はこれが違うんですよね。
ペリーコはそこは良くても幅で厭な予感しか感じず、断念した経緯があるのですが、コルソローマは少し木型が違うのか? ちょっと余裕のある感じです。夕方のむくみ足で履いてシンデレラフィット。ペリーコはこの状況で幅に痛みを感じたところ、コルソローマはこの時点ではなんもなし。前滑りも土踏まずサポートのおかげでさほど酷くなく、経験則から馴染ませればOK! ということで購入。
実際、今まで二回履いてみましたが悪くないです。朝は走らないゆっくりの日に履いて、溝に気をつけながら歩く。まあ夕方にはやはりちのっときつくなるけど。
ここにやっと登場するのが、二台持ちのもう一台め!
ローヒールか、履き慣れたヒール靴をミニ手提げに持参。きついかも! 歩くのしんどいかも! と思ったら選手交代。休んでいただいて立て直します。
今日だと、朝からコルソローマ、昼過ぎからかねまつのローヒールに切り替え、夜の予定ではシルバーの靴にチェンジ。お陰様でダメージ最小限で済みました。
靴重い! かさばる! と最初は思うでしょうが、足が疲れないって、想像以上にとても大切なことです。足の機嫌は心の機微だと思っていて、動くのがしんどいと何もかもしんどくなると思うし。
これは販売員時代にみんなやっていたので、その時の習慣みたいなものです。いまはほとんどやりませんが、かねまつみたいに慣れきった木型じゃないので、久しぶりにやってよさを実感したので。
ちなみにルブタンは履いたことございません。チキりすぎて今しばらくまだです。これを練習靴に、スエードかスムースからか履いてみようかな!