服オタIT系OL・よねぴーの守美範囲

埼玉出身・ハワイ州ホノルル在住。コスメ・ファッションオタクを経て、海外旅行オタクになり、ついに海外移住。多趣味な91年生まれ女子の日常。

【SPEC】
身長156㎝、服は基本上下Sサイズ(7号)、靴は23㎝
住んでいるハワイのことのほか、以前にした海外旅行ブログを遅筆連載中






劇場版ソードアートオンライン オーディナルスケールを舞台挨拶付きで見て来たネタバレレビュー

皆さんどうもです! ファッション大好き、でもラノベもゲームも大好きなギャップ系服オタIT系OL・よねぴーです。

話題作感がありながら結構ひっそり感のある打ち出しの、劇場版ソードアートオンライン オーディナルスケール。地元さいたまで、キリト役松岡禎丞さんとユイ役伊藤かな恵さん、監督の伊藤智彦さんがいらっしゃる舞台挨拶付き上映があるということで、ラノベに理解のある友達と見に行ってきましたー!

元々1日が映画の日だっていうこともあって、安く見れる! ということで決めた日程だったのですが…調べるうちに地元でそんな公演があると判明。いやそらいくよね、ということで脊椎反射的にチケット購入しちゃったよ!

 

内容はソードアートオンラインファンならまちがいない内容です。絶対見たほうがいい。川原礫さんの世界構築力は、原作アリシゼーションを読むとすごくよくわかる、というかそもそもアインクラッド編の時点でものすごい壮大な世界観なので、オリジナルシナリオに期待していたんですよね。PSVITAのゲームになった、ホロウフラグメントとかは、アインクラッド100層までの話というのが決まってて、自由度低くてつまらないなーと思っていた分、フリーに描けるこの世界は気持ちよかっただろうなと予想。

 

舞台挨拶上映というのがわたしは初めてだったのですが、まさかの半分くらい2回めの人。映画上映前の挨拶を見て、そのあと帰る人も結構いてたまげました笑。

上演前ということだからか、ちょっとトークは物足りなかったかなー。監督のエンドロール後も最後まで見てね! とか、ランキング3位をよく見てね! とかはよかったですけど。

 

あ、ちなみにこれ以下、原作・アニメシリーズ・映画全部込みでバリバリネタバレで感想書きます。

 

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★以下ネタバレ★

 

エイジかっけええええ! キリトヘタレぇぇぇ! でも最後はチーター!!! いや、ビーター!!! か。

舞台はポケモンGOなどにも使われるAR技術が浸透した世界。ちらっとしか設定でてこなかったけど、AR機器のオーグマーを通してあらゆることをやれるようになったという感じの世界。スマホも持ってたけど。LINEぽいことしたり、自販機で買う瞬間とかにもゲーミフィケーションが組み込まれてクーポン・ポイントをもらったり。ゲームとしての現実だったSAOワールドが逆転したみたいで、近未来的でとても興味深い世界観でした。

VRワールドでは最強だった二刀剣士キリトも、、ARワールドでは運動不足な少年…という前半が結構長かったですが、アスナがピンチになったことでボス狩りをしまくって、いつもの最強っぷりを取り戻すという、過程が安定感のあるチートっぷり笑。運動神経問題どこいった?という。

前半はアスナが活躍、後半はキリトという感じだったので、マザーズ・ロザリオ以来アスナの活躍が見れたのは結構良かったです。運動神経よかったのね!笑

アニメのアクションは爽快感があって、見てて楽しい! エンタメとして完成してますね。ちなみにソードアートオンラインの敵は…なんかほんと怖いんですよね。同じようなアニメいっぱいありますけど、デカいせいなのか、異形感が強調されてるせいなのか、あの爪牙にやられたら死ぬというのをリアルに感じる敵になってる気がします。だからこそ、間一髪でかわしたり受け流したりという瞬間がドキドキする。

ANIPLEXのアクションは最近いいなと思うのが多い。最近でいうとペルソナ5はすごくかっこよかったし、ジョーカー・ゲームも秀逸でした。テイルズのufotableは最高すぎるので別扱いにしておきますが、さすがの品質保証ですね!

 

ちなみに…ストーリーはまとまってるんですけど、一般的な観点で見ると、展開の速さ故に細部は雑かなとは感じます。ただ、ソードアート・オンラインの通例として見ると許せるレベル。アインクラッドの最後も含めて、意志の世界であることが頻繁に描かれている世界観なので、いきなり茅場晶彦やゆうなの思念体が登場して会話したり、VR世界のキリトがAR世界の敵を一掃したり…というのは多少の問題かなあと。

たぶんこの手の雑さって、一本もののゲームとかだと割と許せない(TOXとかTOZとかね…)のですが、シリーズとして出来た約束ごとみたいなものなので、許容できるなーというのがわたしの意見です。

強いて言うなら、「SAOの記憶」についてはもっと丁寧に扱ってほしかったなあと。キリトとアスナにとっては、始まりであり、現在でもあることなので大切さはわかりますが、他の人にとってはどういうものだったんですかね? クラインは、いいことばっかりじゃなかったからなー程度で片付けていますが、2-3年を過ごした場所がそんなに軽い感じで片付くのか? とは思いました。キリトは高校生で多感な10代後半、クラインは社会にもまれた20代中盤ぐらい、人生に占めるSAO比率の違いはあれど、この差はちょっと悲しかったなー。

今回は世界を! というか、キリトも敵サイドも自分の私的目的感が強かった(助けたい!という気持ちであれ)ストーリーだったこともあり、あえてサイドの人たちは外すようにしていたのかもですけどね。

監督の伊藤さんも舞台挨拶で、「ヒロインはヒロインとして際立たせ(アスナとユナ)、ゲストヒロイン(まずはこの呼び方にすこしびっくりしたけど、リズやシノンたち)は役割を与えて脇役に徹させる」というようなことを言っていたので、敢えてシンプル化ということであれば理解できます。

実際SAOは設定が細かいうえキャラが多いので、てもとキャラが増えすぎると、特に初めて見るヒトは置いていかれるなとも思う部分なので。予備知識ゼロでみた友人がついていけたのはこの辺のカットオフがあったからなんですかね。

エイジはメンヘラだけど、ちょっと幸せになってほしいなあと思った。

逆にいうと、こっからいくらでもスピンオフできそう。笑

没入感があってオススメなので、ぜひちゃんと見てくださいね! 現実逃避に最適です。

 

舞台挨拶上映のオマケだった手のひらサイズミニ色紙。

 

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二種類あるらしいのですが、わたしと友人は同じのでした。ラノベの優しいタッチのアスナさん!

余談だけど、エンドロールの最後に出てきた指輪がめっちゃ「agate」って書いてあって、アガットかよwww って爆笑しました。

ご覧くださりありがとうございました。毎日更新を目指しています。是非また覗きにきてください。