香港からふらっと深セン1泊旅@香港から身一つ入国! 国境越え体験、中国での旅行者サバイバルインフラ
香港に旅行するなら、周辺地域の中国深セン・マカオは一緒にちょっとでもいけるようにと計画していました。その中でも今をときめく場所、深センは日本を拠点にして行きやすいうちに、絶対行っておきたかったんですよね!
いろいろ考えたのですが荷物ごと移動するより、香港の拠点はキープしたまま深センにいく方が、気苦労少なくて楽かもと思い、そんな感じで実施するにいたりました。
で、中国は自分が旅してきた土地でも、そこそこ特殊な土地。
大好きGoogleMapが役に立たないと言われたり、SNSが使えなかったり、クレジットカードが使えなかったりと…準備することがいくつかあるので、その話からスタートします。
まずはSIM。香港、マカオ、深センと3都市に滞在するので、フレキシブルな使い方ができるSIMがマスト。最初、香港対応の別の使ってないSIMがあったので前半はそれを使い、途中マカオや深センに出る時に、AirSIMという香港製のSIMを使いました。
買ったのは日本のAmazonで。慣れた国以外、最初にSIMを買っておくのは機動力の観点で大切。
地味に嬉しい、SIMピン、入れ替えたSIMをホールドしておけるビニールケース付きでとっても便利。まあ、ポケットは上下穴空いてるのでSIMは落とさないように注意です。
SIMは買ったその時に10-20米ドルチャージされてるものもAmazonで買えるのですが、アプリを入れることでクレジットカードからチャージでき、好きな国や地域のSIMを買えるので便利!SIM自体はしばらく期限がきれないので、これから旅するには必携になりそうです。一応ハワイに来ても、海外旅行用の財布に入れておいてあります。
プランを買うときはSIMアプリの中でシームレス!
旅立つ前の1日前くらいに買っとくとシームレスでお勧め。
香港でも手に入るのかもしれませんが、どこで手に入るかちょっとわからなかったので…日本のAmazonで買っておくのがお勧めです!
2、3日のプラン購入なら、わざわざ現地SIMを買いにいくと大変なのでこっちの方が楽ちんです。中国に限らず。
あ、ちなみに…遅ればせながら中国現地のSIMを選ばなかったのは、VPNを使えるようにするため。香港のSIMなら香港のサーバー経由なので、現地Wi-FiにつなげなければTwiiterもGoogleも使えるので、情報難民にならないためのサバイバルで必須です。
そして、中国におけるお財布がわりがWechatPay。
なのですが、19年5月現在では外国人対応しておらず…現地人からの送金をしてもらうなどいろいろ駆使したのですが、結局WechatPayをセットアップすることができませんでした。
悲しいかな、今は使えるらしいんで、キャッシュレス未来を体験するためにまたリベンジしたいです!
さて、前置きはこのへんで。
香港の出発前朝ごはんはこちらにて。
糖朝、The Sweet Dynasty!これがめちゃめちゃ家の近所で常に朝から晩まで煌々と灯がついてあいてたんですが、いく機会がなかったので、考えるのがめんどいこのタイミングで。
席につくと早速お茶がサーブ。
そして中華圏朝ごはんの定番、中華粥!いろいろ言い方はあるみたいですが、congeeと英語で呼ぶのがポピュラーみたい。
そしてDim Sum、大好きすぎる点心をいくつかいただきます。
特にポピュラーなメニューで好きなのはこの二つ、カスタードまん、胡麻団子!
カスタードがトロトロじゅるじゅるで最高においしかった!!
こちらも中身がカスタード的クリーム。ぐふふ。
おなかいっぱいです。
ではいよいよ、深センに向けて出発!尖沙咀駅から一駅いったところにあるEast Tsim Sha Tsui駅につくとこのようなガイダンスが。
深セン側に向かう電車は二つ目的地があるみたいな感じになってるのでよりわかりやすいようになってますね。
しかも国を超えるのに、香港の交通カードのオクトパスカードだけで移動できるのがすごい。
こんなにシンプルに超えられる国境があるもんかいと。
まずは香港の北端側、Lo Wu駅を目指します。
Hung Homという乗り換えの駅から、国境付近までいける電車に乗り換えます。
といっても、東海道線みたいなもんじゃなく、普通の地下鉄です。
行き先をちゃんと確認してのるが吉。
日本の地下鉄のごとき、わかりやすすぎる駅案内。
椅子が冷たいのに30分くらい乗りっぱなしで、ちょっとお尻がきつかった…。
終点、LoHuに到着!
降りたときの雰囲気は上野駅みたい、なんて思いつつ笑。
あとは国境一直線。
人とぞろぞろ連れ立ちます。
入国審査の入り口。
やたら小綺麗で新そうな雰囲気。
あっさり抜けて入国完了。
一気に字が簡体字に変わり、中国にきたことを実感。
VPNが必要ないなら(そんな人あんまりいないと思いますが)入国直後に買えます。
で、VPNを使うということでGoogle Mapが使えるわけですが、正直あんまりあてにならなかったです。交通手段の案内等もできるのですが、やっぱり基本は使われてないサービスということで、一人で旅をするのの相棒としてはちょっと足りなかったです。
出なくはないのですが、使用感は断然、中国語の百度のアプリの方がいいと思います!
中国語は一切わからないですが、漢字なので日本人なら推量で使えます。それに使い勝手が日本で普及しているアプリと似ているので、グラフィックと漢字の合わせ技でわりとちゃんと使えます!
中国本土にいったら、騙されたと思って百度マップ使ってみてください!
そして、深センで生きるためにもう一つ必要なのが、交通機関を乗りこなすカード!
深セン通という深セン版Suicaみたいなものがあり、これがあるだけでバスも電車もすいすい乗れます。かつてないほどキャッシュレスが進んだ土地なので、これを買わないてはありません。
一定額がチャージされた深セン通を、おりてすぐのところでわかりやすくゲットできます。
チップはこんな感じでとっても小さいです。
カードよりはかさばらなくていいですね。
交通手段をゲットしたところで、街を進んでいきます。とはいえGoogleMapのの案内が全然いけてなくて、ホテルにいくまで電車を使うんですが、それまで相当うろちょろしてしまいました笑。
街並みはだだっ広くてきれいで、でもビルが高くて、新しさと古めかしさが半分こ。
ふと目をやれば真新しい高いビルが立っていて、交差点と相まって昼間の六本木交差点のよう笑。
そんなLoHu駅から地下鉄で移動していきます。
びっくりするほど広さがあり、先端技術を感じさせる作り。
金属探知機みたいなところを通る必要はあり、警備員が結構多いですが、それ以外は日本の地下鉄体験にとても近い感じ。
社内はこのような感じ。つり革やポールが多く、椅子は日本に比べると少なめで、プラで固め。
そのほかの国と決定的に違うのは、警備員が定期的に巡回していることと、電車内の広告が一切ないこと。ポスターのようにして貼ってあるのは、中国共産党からのステイトメントです。
共産主義らしさと資本主義の先端さが合わさって、なんかとてもアンバランス。しかしとても中国なう! という雰囲気。興味深いです。
最寄りの駅から10分くらい歩くことに。この時は情報が少ないグーグルマップをみながらだったので、GPSもなんか遅い気がするし、なかなか大変でした…。
街に溢れるのは自転車に乗る人々。時々しゅーっと音もなく通り過ぎる電動自転車が中国らしい。
スーパーも市場に近しい雰囲気。ここは覗いてみなかったのですが、いかにもな雰囲気で面白いです。
交差点の雰囲気、日本的だなあと一瞬思いましたが、電線は地面に埋まってそうだし、街はほとんど電気自動車。車はまあまあ走っているのに、空気がめちゃめちゃキレイなんです。タイやベトナムにいってきて、都会で空気がきれいなんて思ったこと一度もないのに、とても興味深いポイント。
政府の方針で、ガソリン車は一定の数までしか走れないようになっているらしいです。
と思ったら、突然現れる金魚屋さん笑。
いっぱい金魚!
さて、今回はちょっとだけ深センに滞在するだけですが、気合を入れて宿を取りましたということで。
といっても、ある程度クオリティが想像できて、クレカも使える世界チェーンのホリデーイン。朝食付きなのと立地的にLoHuに近かったのが決め手でした。
部屋はまあごくシンプル!
不足はない感じです。一応お茶とかも沸かせるセットがありました。
個人的には重要ポイント。
オープンなスタイルのクローゼットと鏡と。
基本はビジネスユースっぽいので問題なし。
シンプル仕様のトイレ&バス。
水がある場所からして、もしかして水道水で歯磨きするとお腹壊す…!?
と心配しましたが、そんなことはありませんでした。安心。
シャワーは手で使えるタイプでした。日本人にはありがたい!
クオリティ的にはそんなに悪くなくて安心しました。
眺めはこんな感じ。ちょこっと休憩したら、深センの街に繰り出します!