TOEIC800点だからと言って、英語ぺらぺら喋れるわけではない。

最近ちょっとしたチャンスがあり、TOEICのスコアをほぼ初受験から2か月で800点代に引きあげました。

問題集での勉強ももちろん打ち込みましたが、元々勉強苦手。色んなことをしていて自分のためだけの時間を取るのが難しい中で、それでもスコアを叩き上げなければいけなかったので、昔やっていたレアジョブに戻りました。

 

 

2年くらい前かな。ツイッターでフォロワーが1000人以上いれば半年無料にしてあげる！ というキャンペーンがあり、嬉々として応募。毎日50分フィリピン人講師と会話なり授業なりのやり取りを繰り返すので、毎日英語を話す時間があるのです。コスパも良いし、深夜とか好きな時間にできるから、通いの英会話教室とかよりわたしは断然いいなと思いました。毎日コンスタントに会話していたらそれなりに話せるようになったのですが、でも無料期間が切れたら継続するほどのおカネはなくて、フェードアウト…してたのですが。

問題集頼みにして、やろうと思っても疲れ切って寝たり、休日にまとめてやろうと思っていても休日がそもそもなかったり…ということが心配だったし、続ければTOEIC能力だけでなく英語を話す力もよみがえるということに確信があったので。

当時お世話になっていた講師の方はほとんどいなくなってしまったけど、一番仲良くしていた方はなんと、熱烈メッセージを送ったら戻ってきてくださり、お陰様で楽しく授業ができております。

 

最初はあまりにも英語読めない聞き取れないわからないで絶望しましたが、1，2か月ですらすら言葉が出て音読できる程度には復活。その後問題集も織り交ぜながらコンスタントに続けたところ、ある日突然めちゃくちゃ読める、めちゃくちゃ聴ける瞬間が訪れました。そのまま勢いを保って（運の良さも多分大いにあるんですけど）810点をマークしたわけです。

 

よっしゃわたしこれで英語ぺらぺらね！ 接客でもそれなりにスムーズに話しできるし、もう海外も外国人もどんと来い！ と思っていたので　す　が　…。

 

が、つい先日ひょんなことで、外国人の肌相談を受けることになって、レアジョブの延長みたいな感覚でスカイプしたのですが、もうてんでダメ。

3割ぐらいしか言ってることわからないし、でもそれをうんうん言いながら聞き流しちゃう自分もいて、こっちも伝えたいこと伝えようとしてもさえぎられることもあり。

結局自分が、日本語ではあんまり勧めないことを勧めてしまい（まあ本人の希望ではあったけど）、無念という…。しかも時差きつくていま大変眠い。それは余談ですが。

 

結局TOEICができるのって、試験ができるってことなんだなあとひしひし実感。もちろん外国人の方と話しながらTOEIC対策をしたこともあって多少は話せるけど、会話上のボキャブラリーはおおよそ素通りしてきていたので、「とっさの一言」が出ない。

2年前やってたときは、とっさ系ボキャブラリーをすごーくたくさんストックしていたのに…。これをまた電車でエンドレス再生するしかないっすね。

それに、TOEIC語彙って難しいことばも多いらしくて、発すると「なにそれ」と言われてしまうこともたびたび。一般的じゃないよーってことなのです。

英会話の基本は相槌！ 適切な反応だ！ と今非常に思いました。

レアジョブ正直、ペース落とすか安いプランに切り替えるかとか思ってましたが撤回。店頭での英会話をベースに、どこに出ても恥ずかしくない英会話獲得する。